ICU(国際基督教大学)不合格体験談②
不合格当日
試験当日のことはあまり覚えていませんが、英語のリスニング問題が始まった瞬間に
「あ、これ無理」
と思ったことは鮮明に覚えています(汗
それからは人文・社会科学をやって、昼休みになりました。絶望的な気分で外を歩いていると学食(通称ガッキ)があったので入ってみました。ここでも失敗だったのですが、割と多めに食べたせいで次の総合教養で眠くなってしまったのです(泣
通知
結果発表当日になりました。震える手でウェブページへ飛ぶと、
あなたは不合格でした
とありました。呆然となりました。もう一度見ても、何度見ても不合格でした。
気が付けば外に出ていました。それからしばらく町を徘徊して帰宅しました。これは今思い出しても辛いものがありますが、母が満面の笑みで「受かったでしょ?」と尋ねてきました。「落ちたよ」と僕は答えました。
「またまた~ほんとは?」
「ほんとに落ちたよ」
「ホントのこと言ってよ」
と言われ悲しさと悔しさと不甲斐なさと、色々混じった感情で「落ちたって!!!」と怒鳴ってまた家を出ました。
そして浪人へ
そこからが大変でした。何しろ担任とは話さず、他大学も受けてすらいなかったのです。とりあえず僕は高校へ行き、一番仲の良かった先生の元を訪ねました。
そして後期の大学受験をすることが決まりました。しかし困ったことに、ほとんど目ぼしいところは締め切りが過ぎていました。結局ある大学に受験し、そこは合格しましたがやはり行く気はなく、気持ちはICU再受験に傾いていました。
僕のことを両親は気遣っている様子でしたがあっちからは何も言ってこず(笑)、難治化後に僕から「浪人がしたい」と打ち明けました。
「東京で一人暮らしをして一年浪人させてほしい」と懇願しました。父は「いいよ」と意外にも即答しました。
「長い人生、一年くらい浪人したってかまわんだろう」とのことでした。本当に両親には感謝しなくてはなりません。
こうして僕は新宿にあるとあるICU専門の予備校に通うことになりました。浪人時代のことは、いずれ書こうかな。。。
ひとまずこれで不合格体験談は終わります。最期に、僕が思う自分のここがダメだったポイントをまとめてみますと、
1. 志と努力が見合っていなかった
2. 滑り止め受験をしていなかった
3. 環境
だと思います。
1. に関しては言わずもがなと思いますが、ICUに行きたい気持ちと、ただ暗記する勉強に価値を見出さなかったのはまあわからんでもない笑(今でも偏差値主義の輩や受験信奉者は嫌いです)ですがそれに加えしっかりと勉強していればよかった。。。
ちなみにですが模試もふざけてやっていましたので世界史などは9点とかでした(汗
それも当時は「ネタにできる!」としか思っていませんでしたので呆れたものですが。
2. に関してはやはり行く気がなくても滑り止めは持っておくに越したことはないです。僕は担任にそう言われ反発していたのですが(笑)、精神的にも余裕が持てますし、選択肢はあっても損はありません。
3. に関しては周りのせいになっちゃうんですが、でもこれも事実だと思います。僕の地元はそんなに田舎でもないのですがやはり受験となると東京にいるほうが圧倒的に有利に思われます。予備校の質も違いますし。
また僕の実家もあまり勉強に適した環境ではなかった(汗
浪人も実家やってたら受かってなかった気がします。(実際僕の同級生で浪人して志望校に受かったのはいませんでした。気の持ちようもあるでしょうが、環境を一新する方がいい気はします)
以上が僕の不合格体験談です。気持ちの整理のために書きましたが受験生諸君には僕を他山の石として頑張ってほしいです。
ありがとうございました。